先月末(2012.9)に完成した『空と暮らす家(スキップフロア)』(半地下RC+木造2階建SE構法)の竣工写真ーその2です。
設計監理:設計事務所アーキプレイス 施工:(株)ニート コーディネート:OZONE家づくりサポート
LDKとデッキテラス廻りの夕景 デッキテラスを囲む壁により室内のプライバシーは守られる
玄関(正面)〜LDKレベル(手前)〜水廻り(右上)と半階づつ上がっていくスキップフロアの構成。
[左]洗面室から半階上がったところには物干バルコニーがある
[右]また、半階ハシゴで上がると4畳程度広さのご主人の書斎(ロフト)
テレワーク・在宅勤務がもたらす住宅の作り方や暮らし方の変化(2020.5.25APブログ)
子供室は当面、子供の遊び場として使用。将来、家具等で2室に仕切ります。窓下の開口からダイニングキッチンの様子が伺え、デッキテラスから入った風も流れていきます。
天井には梁に固定した、ブランコ(ハンギングシート)用の金物が見えます。
>>関連ブログ2012.7.17 現場確認・打合せ 外壁通気胴縁とブランコ
書斎(ロフト)から子供室方向を見通す。吉岡徳仁デザインの3つのペンダントライトが、3階のアクセントになり階段周りを照らします。
[左]玄関から半階下がったレベル(半地下)に設けた洗面コーナーには自然光が入る。
[右]寝室 法規上は「住宅地下室の容積率緩和」を受けているが、半地下のため自然の光と風が入る。外壁は防水と断熱を行なった上で、調湿機能のある珪藻土で仕上げている。
*住宅地下室の容積率緩和とは
一定の条件を満たした地下室は、その床面積が住居全体の床面積の3分の1までなら容積率に入れなくてもよいことになっています。つまり、地下室をつくることで、同じ敷地で通常の住宅の1.5倍の床面積を確保する事ができます。容積率の厳しい狭小地や高さ制限がきつい敷地などで、土地の面積を抑えつつ床面積を増やす方法として使える法緩和のひとつです。
>>設計・工事経過 ブログカテゴリー 空と暮らす家(スキップフロア)
>>空と暮らす家(スキップフロア)ー竣工写真その1
>>空と暮らす家(スキップフロア)ー竣工写真その2
■Works 完成写真[事例写真] 都市型住宅
■Works 完成写真[事例写真] 木造(SE構法・SE工法)
■Works 完成写真[事例写真] スキップフロアの住宅
【設計事務所アーキプレイスでの「スキップフロア住宅」の事例】
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