『くるりのある家』(木造2階建、在来工法)では、 温水式床暖房パネルの敷設が終わり、その上にフローリングが貼られはじめました。(9/25)
銀色に見えるのが温水式床暖房のパネル。パネル厚さ12mmの中に温水の流れるパイプが埋まっていて、よく見るとパイプが通っている部分が表面からでもわかります。緑のライン部分には釘の打てる下地(小根太)が入っています。
仕上げにフローリングを貼る場合は、床暖房パネルの向きに対して90度回転させた木目の向きでフローリングを貼ります。順番としては先にフローリングの向きが決まり、それに合わせて床暖房のパネルの向きと配置が決まります。そのため部屋の雰囲気を左右するフローリングの向き(貼り方向)は大工工事がはじまるときには決めておく必要があります。
吹抜があり、大きな容積のLDK(約22帖)は床暖房敷設率64%です。洗面脱衣室にも床暖房パネルを設置します。
フローリングメーカー、IOC(アイオーシー)のショールームに行って、風合い、肌触り、メンテナンス方法を確認して決めたオークの厚突き複合フローリング(オーク20クリアオイル/アイオーシー)
狂いが少なく、とても貼りやすいと大工さんにも好評でした。
>>関連ブログ2014.1.12 フローリングメーカーIOCのショールームへ くるりのある家
IOC(アイオーシー)の現在の東京ショールームは南青山にあり、予約制です。
フローリングを貼った後は、キズや汚れがつかないように全面養生するため、引渡し間際のクリーニングまで見えなくなってしまいます。
外回りでは、ガルバリウム鋼板の土台水切りが完成。とてもきれいに施工されました。