ほぼ、同時進行で工事が進んでいる二つの住宅、『独立した二世帯が集う家』(木造3階建・SE構法)と『室内化したテラスを持つ家』(木造3階建・SE構法)。仕上材の現物サンプルが届き、事務所に並べてみんなで検討しました。
仕上げ材料はどんどん新しいものが出るので、毎回サンプル帳で候補を数点選んで現物サンプルをとりよせ検討します。
一番悩んだのは、外壁に使うサイディングです。新しくフラットに近い微妙な凹凸が表面についたサイディングが出ていて、今まで使ってきたフラットな物と比較しました。自然光のあたる場所に並べて、歩き回っていろいろ角度から見てみましたが、目地の幅が2mm狭いにもかかわらず、意外に目地がシャープにでて目立つこと、微妙な凹凸の表情が建物の内外の連続感にふさわしくない感じを受けて、今まで使ってきたフラットサイディングに決めました。
床材は床に、壁材は壁に並べてみるのが一番よくわかります。