週末、『桜並木と暮らす家』(木造2階建・在来工法)の建て主の方と現場で打合せしました。
壁には断熱材が入り、庇によって太陽の直射も防がれているので、外の暑さをあまり感じなくなりました。
テレビの大きさや配線方法などを細かく打合せ。デッキ材や玄関ドアのクラファイト塗装のサンンプルもご覧頂きました。
南側には、夏の直射光を遮ってくれる庇状の屋根を約1.2m張り出させています。
室内側に貼られた構造用合板の内部には、断熱材の高性能グラスウール厚105mm[14kg/㎡、熱抵抗値R=2.80㎡・K/W]が充填されています。これは断熱基準(平成25年省エネ基準/IV地域/東京都)の等級4に該当します。
高性能グラスウール厚105mm[14kg/㎡]は綿のように細い繊維が折り重なったもので、室内側は防湿シート、壁側は透湿シートとなった袋に入っています。
高性能グラスウールの室内側となる(防湿シート面)には製品名などが水色の文字で印刷されていて防湿面と透湿面を間違えないようになっていて、防湿シートのツバといわれる部分を間柱にタッカーで留めるので、グラスウールが垂れ下がってしまうこともありません。また、ツバ付きタイプのグラスウールを使えば、室内側に別の防湿シートを貼る必要がなくなったので、作業効率がとてもアップしました。
これから施工される木製建具の枠まわり図が、床にすみだしされていました。
外部の設備スペースへの配管もキチンと施工されました。
【 設計事務所アーキプレイスでの木造在来構法の住宅事例 】