『大きなテラスの小さな賃貸住宅』(木造2階建・在来工法)の工事監理。窯業系サイディングとカラーベストの施工を確認しました。

外壁のコーナーの納め方(作り方)はとても重要で、建物の外観を見たときの印象に大なり小なり影響を与えます。
この建物の外壁は窯業系サイディングとカラーベストの二つの材料で仕上げます。窯業系サイディングのコーナーは一般的には既製品の役物(Lの字形状)を使って仕上げますが、その場合コーナー部分の各面には、役物との継ぎ目の縦ラインが見えるスッキリしない表情になります。
この建物では出隅コーナー部でも横目地ラインが途切れずに流れていくようスッキリ見せるために、サイディングの小口を45度にカットしてシール分の隙間を開けて合わせる「留め」とういう納まりにします。この一手間をかけることで、同じサイディング仕上げでも完成時の印象は大きく変わります。
「留め」部分には欠けもなく、隙間も均一でとても綺麗に施工されました!

庇の上のサイディングの窯業系サイディングの施工を見ても、丁寧な仕事がされていてることがよくわかります。

カラーベスト(CBウォール)の場合も、コーナーの納め方によって完成時の印象は大きく違ってくるため慎重に検討します。金属製の役物にはいくつか種類がありますが、この建物では、段々になった横方向のラインがコーナーで止まることなく通って見える「スマートショート出隅納まり」の金物を使って納めました。

2階のバルコニーの外壁はカラーベスト(CBウォール)で仕上げ、袖壁と手すり壁は窯業系サイデイングで仕上げます。

外壁のコーナーとなるバルコニー手すり壁の角の部分の下地を確認。黒い部材は壁通気のための防虫通気材、シルバーの金物が窯業系サイデイングの通気金具で、白い透湿防水シートとの隙間を空気が流れる壁構成です。

1階では二重床となる部分の床下地が施工されました。

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