『プライベートテラスのある家』(木造軸組工法2階建)では、古屋の解体が終わった敷地で、地盤調査を行いました。
図面上で決めておいた調査ポイントの位置出しをしたあと、SWS試験(スクリューウエイト貫入試験)を開始。
一般的には建物の四隅と中央の計5箇所でSWS試験(スクリューウエイト貫入試験)を行いますが、今回は、それに加えてSDS試験(スクリュードライビング貫入試験)を中央付近の一箇所で行いました。
SDS試験は土質の判定が行えて、深度ごとの地盤強度がSWS試験よりも把握できるため、地盤改良の必要性判定の精度を高めることができる地盤調査方法です。
調査機械はGeokarteIII。
長さ750mmのロットをつないで、長くしていきます。
先端部のスクリューの直径は30mm、長さは180mm。
SWSの調査が終わって引き抜いたスクリューの先端には土がこびりついていますが、
これはスクリューが到達した深度の土です。
SDS試験はSWSと同じ機械で行うので、調査費用は抑えられます。
SDS試験では、GeokarteIIIに、調査深度、250mmごとに徐々にかける荷重(最大100kg)、トルク値などが記録されていきます。
>>公益社団法人 地盤工学会
最近までスウェーデン式 サウンディング試験と言っていた試験の名前は、2020年10月26日付けでスクリューウエイト貫入試験に変わっています。
https://www.jiban.or.jp/?page_id=14530
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