『都会のオアシス中庭のある家』(在来工法木造2階建)は、4月13日に建築確認申請を日本建築検査協会(JCIA)に提出していましたが、数回のやりとりを行い、今日5月9日に建築確認申請の本受付となりました。
>>PROCESS(建物ができるまで)
『都会のオアシス中庭のある家』は木造2階建てのいわゆる4号建築(構造計算のいらない建物)ですが、準耐火構造の建物としたため、建築基準法施行令109条の2の2(主要構造部を準耐火構造等とした建築物の層間変形角)がかかります。
層間変形角の検討(層間変形角は準耐火構造でなければ1/120以下ですが、1/150以下であることの確認)のためには、施行令46条の壁量計算の検討(耐力壁の量が基準の1.25倍以上あること確認)で置き換えて確認することになります。
この住宅は当初より耐力壁は基準の1.5倍(耐震等級3)で計画しているため、その資料を提出しました。
建物の変形を防ぎ、火災時に防火上大切な被覆材を剥がさないことが、令109条の2の2の層間変形角の規定の主旨ですが、「準耐火構造にする場合は耐力壁は基準の1.25倍必要である」とシンプルに理解すれは良いように感じます。
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