週末、『猫と暮らす中庭のある家』(木造在来工法2階建)の建て主の方と現場打合せ。
和室に使う和紙の壁紙サンプルを、テープで壁に止めて実際の光の状態で比較してみました。
地床に使う樹種も、窓から入る光にかざして、色の具合、照明器具や障子の桟の色との関係を、想像しながらイメージを膨らませました。床の間に使う群青色の和紙との相性で、ローズウッドに決まりました。かなりモダンな和室になりそうで楽しみです。
左は洗面室の床に使う、塩ビ床シート。 右は書斎の床に使うカーペット。
内部では、プラスターボードが大分貼られました。ダウンライトの穴開けが終わったところもあります。(早い!)
大工さんの造作家具も着々と進み、書斎の床から天井までの本棚もできました。材料はラワンランバーで、可動棚用のステンレスの棚受け柱を両側から埋め込みビスで止めています。
天井の貼られた奥さんの趣味室に上がってみると、天井が低くて細長いので不思議な感覚になります。両側にある窓のガラスは透明にしたので、手前のパントリーから窓を通して青空が見えました。
ポーチの壁には玄関扉と同じ杉板(板目)が施行されました。杉板は濃い茶色に塗る予定で、ダークグリーンのガルバサイディングとの関係も良さそうです。
ガルバサイディング以外の場所に使う窯業系サイディングを止める金物です。
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