『緑あふれるアトリエのある家』(SE構法・木造2階建)の建て主の方と、仕上げ材の現場打合せを行ないました。
2階の生活空間では、フローリング(チェリー)とアイランドのオーダーキッチンに木の表情が現れますが、基本はスッキリしたシンプルなデザインなので、壁や天井は白くなります。しかし、一言で(ホワイト)と言っても、黄色の少し入った白と赤の少し入った白では、出来上がる空間の雰囲気が大きく違ってきます。基準となるカラーチャート(日本塗料工業会)と見比べながら決めていきました。
>>関連ブログ2011.12.9 「白色」の中の無限の「白」
1階の陶芸アトリエは、玄関から続くタイルの床(ベージュ)です。壁の一部に、濃いベージュ系のレンガタイルを使います。造作家具はロシアンバーチの小口を見せながら、木の表情を活かすクリア塗装仕上げです。
>>ロシア白樺耐水合板 ロシアンバーチ:(株)テツヤ・ジャパン
>>関連ブログ2010.12.28 神戸からロシアンバーチが来た
>>ロシアンバーチ 参考ブログ2013.3.1 カフェのある家(朝霞市)ー竣工写真その3
外部は、白(ホワイト)のガルバリウム鋼板のサイディング、白い左官仕上げ、杉板貼り(着色保護塗装:赤茶)で仕上げます。
決まった内外の仕上げ材を並べて、この住宅のカラーリングを確認。左官仕上げや杉板張りは色サンプルを作って再確認します。
アトリエのある1階から2階に上がる木階段も途中まで施工されました。右写真正面には、ベタ基礎の上にコンクリートで嵩上げして直接陶芸用の釜を置くため、木床下地には穴が開けてあります。
リビングから階段上部の吹抜側を見ると、図面や模型で想像していた以上に視線が広がり開放感があります。
奥行き約1.8mの屋根のかかるポーチ。2階が載っているので、下から断熱材(GWボード状、厚120、R3.3、等級4)を取付けしっかり断熱しています。
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