鉄筋コンクリート住宅 ボイドスラブの配筋検査 東京タワーと桜の見える家

東京タワーと桜の見える家』の2階床の配筋が終わり、コンクリート打設前の検査に行きました。

2階床は、スパン約8mの空間を梁無しで支えるためにボイドスラブ工法としています。

ボイドスラブ工法では、スラブ(床)の中に直径175mmのボイド管が300mmの間隔で並び、隙間に鉄筋が組まれています。ちなみにボイド管に中は中空(void)で、コンクリートが入っていかないようになっています。

ボイドスラブ工法とすることで、約12m×8mの室内には、鉄筋コンクリートの柱や壁の現れない構造を実現しています。また、ボイドスラブ工法は遮音性にも優れているため『東京タワーと桜の見える家』ように、1階を親世帯、2-3階を子世帯とした二世帯住宅には優れた性能を発揮します。

スラブ(床)の厚さは300mm、ボイド管の直径は175mm。

ボイドスラブ(床)の中を見たところ。ボイド管の間に上下の主筋をつなぐS字型の鉄筋が見えます。

逆梁の寸法や、コンクリートに打込みとなる設備配管や電気関係の配線も確認します。

>>中空ボイドスラブ工法 栗本鐵鋼所

>>2011.8/12ブログ 逆梁構造とボイドスラブ

>>関連ブログ2020.7.28 構造計算適合性判定(適判・てきはん)の対象建築物になるのか?

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