『方南町皮ふ科クリニック2』は設備機器類の取付が終了し、今日は消防の検査と事務所検査を行いました。
消防検査では、熱感知器や誘導灯の設置と作動を一つ一つ確認されました。
既存の自火報発信器は今回のクリニックにあわせて移設しました。検査は問題なく合格。
消防検査後、続いて事務所検査を行いました。入口を入った待合室を見たところ。
道路側の窓にはロシアンバーチ凪加工のパネルが取付けられ、なかなか良い雰囲気になりました。小さなクリニックなので待合室の広さが心配でしたが、ベンチ前のスペースも十分で問題ありませんでした。
受付から待合室と入り口付近を見たところ
受付カウンターは引出し付きで取付け状態や動きを確認。
受付まわりはクリニックの司令塔になるのでコンセントやLANやHDMI(映像音声)や電話配線が集約され多数取付けられています。間違いなく打合せ通りの場所に配線されているかを確認。
診察室の造作家具は設計通り出来ているか傷等や不具合がないかを確認。
フットシンクも取付けられました。
スタッフルームでは既製品の取付け状態や排水の流れに問題ないかをチェック。
照明の明るさやスイッチの位置も確認しました。待合室の一番奥にキッズコーナーがあります。
キッズコーナーの床は茶色の人工芝で隙間なくきれいに施工されていました。
お客様用トイレは、さまざまなお客様に対応できるように、おむつ替え台やフィッティングボードを設置しました。コンパクトな大きさの中に無駄なく納めることが出来ました。
使い勝手も問題ありませんでした。
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新型コロナウィルス対策の緊急事態宣言が発令される中、エアコン以外は設計通りの機器類が納品され、要素の多い内容の工事はきちんと施工されました。工期の遅れも最小限で、工事関係者の方々にはこのような時期に、頑張って頂き感謝の思いです。
少し手直しをして、今週末に先生方の検査を行います。
【設計事務所アーキプレイスの医院・クリニック設計事例】