『明大前の賃貸併用二世帯住宅』(地下RC+木造2階建)では、外壁の左官仕上げの施工がはじまりました。(5/30)
まずは養生から。庇の板金が汚れないようにビニルシートで覆い、フードもテープで養生しています。
アルミサッシの際の部分にテープを貼り、ビニルシートで窓全体を覆います。
大きさや形の違うコテやブラシなどが、バケツいっぱいの道具たち。ものづくりの道具には、職人さんたちの思いが反映され、積み重ねてきた歴史まで詰まっているようで、見ていて飽きません。
左官仕上げの材料はGoethe House・ゲーテハウスのユニプラルHYプラス。
ユニプラルHYプラス一袋25kgに対して、専用樹脂3.3kg、色粉(カラー)150g、水3.5〜4.0Lを入れてかき混ぜます。
色粉(カラー)の色は#400のチャコールブラックです。
最上部の外壁から、左官仕上げ材が塗られはじめました。
一人目の職人さんが左官材料を壁に塗りつけ、二人目の方が横引き模様を時間をおかずに入れていきます。
↑横引き模様まで入ったところ。
3人目の職人さんが、表面を撫でるようにコテで押えていき、テクスチャーの完成です。
3工程目のコテ押さえをしているところ。手前は押さてありますが、奥はこれから押さえるところ。テキパキとした無駄のない動きで作業が進んでいきます。
表面を押さえたやさしい横引き模様の完成。
【設計事務所アーキプレイスでの外壁左官仕上げの住宅事例】