『遠くの海を望む家』は傾斜地に計画した地下鉄筋コンクリート1階、地上木造2階建の混構造の住宅です。

地上の木造2階建部の外壁にサイディングが貼られました。

千鳥(たて目地を上下でずらした貼り方)で貼れるシーリングレス仕様の厚さ16×455×1820mmのサイディング(COOLイルミオ/メレグレー/ニチハ)です。
>>イルミオCOOL/ニチハ
千鳥で貼ると横ランインが通りスッキリ見えてきますが、コーナー部分では役物を使うため、どうしてもたて目地が強調されてしまうのが少し残念ではあります。

2階のデッキテラスではサイディング工事の方が、ビル止めした部分などをタッチアップしていました。外壁に使ったメレグレーはグレーに茶が混じった微妙な色のため、タッチアップ材も二色を混ぜながら塗るものでした。
2階デッキテラスに面した壁は白くすることが多いのですが、今回は建て主の方のご希望で黒に近い色のサイディング(ルビドフラット/ルビドブラック/ニチハ)を貼っています。こちらは通常サイズ16×455×3030mmで目地が縦横に通るのものです。

地下の鉄筋コンクリート部分では、壁や天井の下地となる軽鉄(LGS)が施工されました。住宅の場合は木材で下地を組む場合が多いですが、この現場の大工さんは軽鉄(LGS)も扱えるということで、木下地よりも狂いが少なく、仕上げ厚さを薄くできる軽鉄(LGS25×40:壁)で下地を組みました。

この後、石膏ボードを貼る前に断熱材を吹き付けますが、軽鉄(LGS)の裏にも断熱材が回るように壁から浮かせています。

混構造の住宅の設計や施工の注意点はいくつかありますが、鉄筋コンクリート部と木造部では外壁の厚さが100mm程度違ってくるため、地下から地上に上がる階段幅などは、地下の壁厚(仕上げを含む)を検討して、それを元に地上の木造部の壁位置を決めていきます。
この住宅では、壁厚の違いが現れる部分には木の見切り材を入れて仕上げます。

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