道路の交差点に面した狭小地の木造3階建て(SE構法)住宅、『十字路に建つスキップハウス』の建て方を行ないました。
前面道路の上空には、多くの電線や電話線などが通っており、建物との隙間を縫ってクレーンのアームを伸ばしながら材料を持ち上げ、かつ、所定の位置に移動させるという難易度の高い建て方です。
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途中、スキップフロアを繋ぐ鉄骨階段もトラックで運ばれてきて吊り込み。手際よい作業でとてもスムーズに設置されました。
建て方では、柱と梁の他にも、床や壁に使う合板なども吊り込み、予定の場所に置いていきます。建て方が進むに従って、アームを動かせるスペースがだんだん狭くなり、クレーン操作の難易度がさらに上がっていく感じです。暗くなるのも早く街頭が点灯。
>>関連ブログ2012.6.12 SE構法のプレカット工場見学
3階屋根の左右の登り梁がつき、その上に登って登り梁同士を繋ぐ小屋梁を架け渡しています。
一昨日土台設置して、昨日は1階の柱や2階の梁など、できるところは人力で組んでいましたが、それでも数本の梁を残して日没を迎えました。事故のないことを願いながら見守ります。
>>関連ブログ2013.11.20 十字路に建つスキップハウス
午後6時前に最後の梁が設置され、無事上棟!(祝)しかし、しかし、ここから超最難関が待ち受けていて、屋根の野地板を吊り上げるのに1時間近くかかりました。さらに、長物の屋根タルキは、大工さん達がリレー式に一本ずつ手で運び上げました。材料にはブルーシートを掛けて長い長い作業は終了。関係者の皆さん、お疲れさまでした!!
【設計事務所アーキプレイスでのSE構法の住宅事例】
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