建物を垂直に切断し、横から見た図面が断面図です。上下階のつながりや高さ関係が分かります。
・設計地盤面(設計GL)から1階床までの高さ
・階高さ(床〜床)、天井高さ(床〜天井)
・軒高さ、建築物の高さ、最高の高さ
・屋根の勾配(こうばい)
などが記入されます。建物をX方向に切断したのもと、それと直角のY方向に切断した2方向の断面図があると、より分かりやすくなります。
さらに、スキップフロアのような床の高さが多数あるような建物は、平面図だけでは空間のつながりが分かりにくいので、広がりや視線の抜け、風の流れなどを理解するには断面図がとても重要な図面になります。
建物の高さや、各部屋の天井高さとともに、吹抜のある2階と3階の関係、光の入り方や視線の抜け、風の流れなどが分かります。
吹抜けのある部分とそうでない部分の2カ所の断面。高度斜線などの法規制や、近隣建物との関係も確認できます。
ロフトを入れると、床レベルが6つあるスキップフロア。断面図を通して、部屋の関係や繋がりが読み取ることが出来ます。
>>設計事務所アーキプレイスの動画 You Tubeチャンネル archiplacejapan
【設計事務所アーキプレイスでの「スキップフロア住宅」の事例】
>>室内化したテラスを持つ家、カフェのある家、十字路に建つスキップハウス、空と暮らす家(スキップフロア)、スキップする家、5層なのに3階建ての家、
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