『桜並木と暮らす家』(木造2階建・在来工法)の現場では、住宅性能証明の検査に向けて断熱材の工事が進んでいます。
木造住宅の1階床の断熱は、床下に通気を取った場合一般的には、1階床合板の下で行います。今回は床下地に根太を使わないネダレス工法で床合板(実付き)を貼っているので、910ピッチで入っている大引の間にグラスウールの断熱材を入れます。断熱材は旭ファイバーグラスのアクリアUボードNT24K、厚80(熱抵抗値R=2.2㎡・K/W)[旭ファイバーグラス]で、910ピッチの大引の間にぴったり入り、隙間なく施工しやすいサイズのものです。
大引の間に隙間なく入れる断熱材は、床専用の受けピン(エースピン)に載せていますが、受けピンを使わない工法もあります。床下に入れる断熱材は、自重による垂れ下がりが生じると期待の性能が得られないので、施工後には、床下から覗いて垂れ下がりがないことを確認します。
南テラスの腰壁に透湿防水シートが施工されました。バルコニーの腰壁は、近隣との関係や室内の落ち着き、バルコニーの使いやすさなどを検討した結果、左右の腰壁の高さをあえて変えて、プライバシーと開放性を両立を図っています。
南テラスから見る。
庇状になった屋根の軒天(のきてん)に、ケイ酸カルシウム板が貼られました。
ビル用サッシを使う北側の高窓以外は、すべてサッシ(住宅用サッシ)が入りました。
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>>桜並木と暮らす家 竣工写真 その1
>>桜並木と暮らす家 竣工写真 その2
>>桜並木と暮らす家 竣工写真 その3
設計事務所アーキプレイスの設計監理の看板も遅ればせながらつきました。
【 設計事務所アーキプレイスでの木造在来構法の住宅事例 】
しだれ桜と暮らす3世代の家、庭と暮らす家、くるりのある家、猫と暮らす中庭のある家、ときどき電車の見える家、木立に佇む家
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