『高窓のアトリエ』は、延床面積約33坪の木造2階建ての小さな建物です。敷地は旗竿敷地で、路地上空に電線があるため一般的なレッカー車を使うことができません。そこで今回は、足場設置型のガーターリフトを使い、9月8日・9日の二日間をかけて上棟することになりました。そして、いざ建て方というところで、この時期としては早くも秋雨前線が発生。雨が降ったり止んだりする不安定な天候に加え、この先もしばらく雨予報が続いています。予定通り工事を進められるか、少々気を揉むところです。
まずは建て方に先立ち、9月4日に土台敷き、9月7日に足場を組み立てました。

基礎の天端はレベーラーで水平にし、その上に気密スペーサーを敷いています。

土台は敷き込む前に丁寧にあらかじめ防蟻剤を塗布しておきます。

土台が敷かれ、足場も組まれると、いよいよ建て方へと進みます。
一日目

路地部分に材料が運び込まれました。搬入された材料は、ユニックを使って建てる場所まで運び入れます。




足場に設置したガーターリフトで材料を吊り上げ、所定の位置まで運びながら、柱や梁を一本ずつ組み上げていきます。
2日目
引き続き、柱や梁などの部材を順番に組み立て、構造金物を一つひとつ取り付けていきます。1階、2階の床が組み上がると、作業はさらに上へ。

職人さんたちはみんな屋根の上に上がって作業をしています。

1階のアトリエB

1玄関ホール

2階アトリエAでは、ナンバリングされた屋根の合板を順番通りに運び上げていきます。届いた合板の番号がバラバラだったため、まずは必要な番号を探すところから全員で手分けして作業を行いました。

屋根では、合板を順番に取り付け、作業が終わった部分からブルーシートで覆っていきます。雨が降ったり止んだりする天候の中、雨仕舞いにも気を配りながら、作業が進められていました。

屋根の合板まで無事に張り終えると、足場を囲うブルーの養生シートで建物全体が覆われました。

2階のアトリエは将来作品を制作する大切な空間。作品を並べて構想を練りながらそのまま制作できるよう、大きな壁面を確保しています。
二日間にわたる建て方はこれにて無事終了しました。職人の皆さん、悪天候の中本当にお疲れさまでした!
明日からは、いよいよ大工工事へと進んでいきます。この先は天候にも左右されるところがありますが、雨の状況を見ながら、屋根や外周部の工事を進めていきます。
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